春が近づいてくると雨の日も徐々に多くなってきます。そんな日は一日中家に引きこもって家仕事に専念したいものですが、そうも言っていられないのもまた事実(>_<)
そういった場合雨対策をがっちりしてから雨の中出かけたり作業をしたりしますが、それは江戸時代でも同様でした
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庶民であれば仕事を休んだり家仕事に専念できるのですが、武士となるとそうはいかない江戸にいれば登城義務もありますし、参勤交代でも陸路の小雨くらいなら経費削減とばかり雨の中進まなくてはいけません。今も昔も宮仕えは楽じゃないのですよwww
そんな中重宝されていたのが『紙合羽』です。元々南蛮人が持ち込んだコート『カパ(capa)』を模して作られたものですが
Carpet Cleaning HK、羅紗などで作られた装飾性が高いものと異なり、この紙合羽は防水和紙で仕立てられた実用品で、元禄時代後半になって誕生した実用品なんだそうです。
それだけに色々種類があるようでして桐油紙で作られた『桐油合羽』(人夫や小者が使用)、その中で特に赤い桐油紙で作られたものを『赤合羽』(武家の下働きの者が使用)、青緑色の漆を塗った『青漆合羽』などがあったとのこと。蓑に比べて通気性は悪いと思うのですが、やはり見た目重視だったのでしょうね。
なお古くなった紙合羽を買い取ってくれる『払い合羽買い』なる商売もありました。これは使い古した合羽を買い取り、修理したものを再び売るリサイクル屋の一つですね。
古くなった合羽を買い換えろと主人に言われているけどお金がない!といった奉公人の御用達だったとのこと。なお新しい合羽を販売しているお店は別に『合羽屋』があったそうです
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次回おぼえ書きは2/24、名前の華やかさに惹かれた花鳥茶屋を取り上げたいと思います